個性・自分スタイルの確立方法。
歌やピアノやギターの楽器演奏、作曲やアレンジという創作活動において、
自分らしさ
個性
自分スタイルをどう打ち出して良いのか、迷うこともあると思います。
客観的に自分らしさがどういったものが、分からないというお声もよく聞きます。
自分の中から自然に湧き出てきたものは、それだけでも自分のエッセンスがこもっていると私は感じます。
もっと個性を打ち出したいとき
奇をてらうというやり方もありますが、本人がそれで楽しめるかどうかも問題です。
仕事で音楽制作をしてますと自然な表現力よりも、目立つことを要求される場合もあるのですが。
自分自身で、個性や自分スタイルが確立していないと感じる場合、
まずは自分の中の好き・嫌いをはっきりさせることも大事だと思います。
どういったジャンル、作品が好きなのか。
ボーカリストなら声の質、楽器奏者の演奏のニュアンス。
有名であるとか、人気があるとか関係なく
純粋に自分が好きな要素を持っているアーティストの条件をまとめていくと、自分なりの法則が見えてきます。
反対に好きじゃないアーティスト、ミュージシャン、表現方法も同じく列挙してみえると、対比がよく見えます。
私は仕事上、いろんなジャンル、アーティストの作品に扱う機会があるので、自分の好み以外の表現から学ぶことも多いです。
好きな要素は、とことん自分が真似たいニュアンスになるし。
好きにならない要素も、なぜ嫌いなのか?
嫌いと感じるほど、気になる要素も分析してみると面白いものです。
そのアーティストのファンにとっては、そこが魅力と感じている部分であったりします。
突出しているから、ある人には魅力に感じ、ある人には受け入れられないという場合もあるからです。
嫌いがはっきりしているからこそ、好きがより明瞭になることもあります。
自分の好みがわかってくると、追求したい表現の世界も深まるし、
好みではなかった要素から、新しいエッセンスを加えて、表現の幅を広げるなんてこともできます。
表現方法において、自分の立ち位置がはっきりしていると言えるかもしれません。
自分スタイルに迷ったら、客観的な評価は置いておいて、
まずは主観的な好き嫌いを徹底的に極めてみると、見えてくるもがあります。
細かく分析できると、その分、自分の引き出しも増えていきますよ!