季節感のあるアレンジ【クリスマス編】
もうすぐクリスマスですね。街に出かけると、クリスマスらしいイルミネーションが多くて、とても綺麗です。
お店もクリスマスっぽい装飾をしていたり、お家を飾るためのクリスマス・アイテムも多く販売されていますよね。
サンタさん
トナカイ
もみの木
星型アイテムなど
他、色でもクリスマスらしさが出ますね。
ツリーの緑に、サンタさんの洋服の赤の組み合わせなど。
飲食店ではクリスマス・メニューも出てますね。チキンがメインデッシュになっていたり^^
さて、音楽でクリスマスらしさを出すにはどうすれば、良いでしょうか?
よく使われる手法が、クリスマスをイメージさせる音を使うこと。
鐘
ベル
鈴の音
このあたりが多いですね。
鐘といっても、お寺の鐘じゃなくて、教会の鐘ですよ(笑)
ベルもハンド・ベルのようなキラっとした音。
これらの音は、教会やキリスト教をイメージさせるので、クリスマスらしさが増しますね。
シンセサイザーなどで、音階のある音を使って編曲すると、普通の曲が急にクリスマスらしい季節感が出ます。
鈴は、一定のテンポで『シャン、シャン、シャン、シャン・・・』と入れてみる。
おそらく、サンタさんが乗ったトナカイのソリが、動いているようなイメージに聴こえるのだと思います。
日本は元々、クリスマスを祝う習慣があったわけではありません。
そのため、クリスマスが商業的に普及した背景、
教会やサンタなどを使うイメージ戦略と、私達の記憶が結びついている部分も大きく影響していると思われます。
海外のキリスト教文化圏からすると、一般の人が認識しているクリスマスを象徴する音、音楽は、日本ともっと違っているはずです。
日本では、歌モノのような音楽にクリスマス感のある鐘やベル、鈴といった金属音を足すことで、それらしさが増しますよ。
金属音はキラキラしているので、冬の星空、教会のステンドグラス、沢山のろうそくなど、光をイメージさせます。
私たち日本人が認識する、クリスマスを象徴した音のアイコンが、編曲によく使われますね。
鐘やベル、鈴の音を、ぜひお好きなクリスマスソングの中に埋め込まれていないか、探してみるのも楽しいと思います^^