Nov 16, 2014

ピアノを弾く体

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朝夕、めっきり涼しくなって、布団から出るのがつらい時期になってきましたね。

最近は、目覚めたらお布団の中で、軽くストレッチして、体を動かすようにしています。

 

今日の体のコンディションはどんな具合かな?

 

というのも、2年半くらい前から肩や背中を痛めてしまって、最近は日常生活まで支障が出るほど痛みが増していました。

きっかけは以前、ピアノを演奏する時のフォームを改善しようと試みたのが始まりだったと思います。

その後、忙しい仕事、日常に追われて、日々の生活の中の体の使い方も悪循環となっていたのかも知れません。

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ピアノ演奏のフォームを改善しようとした理由ですが、私自身、元々は理想的なピアノの弾き方をしていたわけではないからです。

手、指、体全体をとっても、ピアノ向きな体形ではありません。

指の関節が人より異常にやわらかくて、上半身や腕に重みがない。

よって、肩や背中に余計な力が入りやすい状態にありました。

 

そこを改善しようとすればするほど、肩や背中に痛みや負担が増すばかり。

楽器やスポーツ専門の体のバランスを見てくれる専門家にもアドバイスしてもらったり、楽器を演奏する時の脱力について、ずっと取り組んできました。

 

楽器って、本当に脱力が大切です。

使うのは自分自身の体の重みくらいで充分。

 

もちろん、人によって体形は千差万別ですが、持って生まれた自分の体の重みを上手く使うということです^^

身長170cm台半ばくらいの中肉中背の男性が、ピアノを弾くのに理想的な体形のようです。

 

皆がみんな、この条件に当てはまりませんもんね。

とくに腕。

私も課題の多い箇所ですが、男性の方がやはり骨が太く、筋肉と合わせても重量があるため、その重みを鍵盤に乗せるだけで、自然とふくよかで、豊かな音色の響きを奏でられるそうです。

うらやましいですね~♪

 

ないものはないので、自分の体と向き合っていくしかありません(笑)

ということで、痛みが激しい肩、背中を改善し、自然と自分の体の重みを活かせられるよう、筋トレも始めました。

はじめは、ストレッチを行いつつ、痛みを感じていた体をゆっくりほぐすことから。

慣れてきたら負荷をかけても大丈夫になりましたので、筋トレも行っています。

 

毎日少しずつです。

あくまで、自分自身が楽しいな、気持ちいいなという程度が毎日、続けられると思います^^

ピアノを弾くときの脱力も上手くいくようになり、腕の重みを利用することも上手くいくようになってきました。

体全体の筋肉、体幹のバランスが取れてきたようです。

 

ストレッチ、筋トレを行って、脱力の調子を確認したりと、自分自身の体、ピアノの音が変わっていくのはとても楽しいなと思っています。

お布団の中での、体のコンディションチェックも、日々の自分を知る、大切な朝の一コマとなりました。

 

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