楽器練習がつらいとき
最近、音楽制作のお仕事依頼で多いのが、ピアノアレンジの曲です。
ピアノの曲じゃない場合の制作も、絵の下書きをするような感覚で、最初は必ず鍵盤に触れる機会が多いです。
ということで、演奏家として活動しているわけではありませんが、常々、ピアノを弾く必要性があるので、私自身もできるだけピアノの練習時間を持つようにしています。
ピアノに限らず楽器というものは、ある程度、かたちになるまで時間も労力もかかりますし、何より根気が要ります(笑)
練習するということ、楽器を演奏することに迷いが生じる時期も出てくると思います。
それでも、楽器を続けることを選んだら、練習したいですよね!
いえ。練習ってつらいです。
一度もつらくなったことがない人には、私も会ったことないです(笑)
真面目な人ほど時々、遊びの時間を設けると良いかなと思います。
楽器でただ遊ぶ。
子供が夢中になることって、だいたい楽しい、気持ちよいことだけです。
体が疲れていようが、周囲の大人にストップをかけられても止めない。
だって、楽しいから(笑)
この、子供の時の感覚は大人の私達も失ってはいないと思います。
練習がつらいから、続かないだけ。
音楽のすごいところは、楽器を出している人しか味わえない、音の心地良さをダイレクトに感じられることです。
演奏者の特権です♪
時々、ただ気持ちよい音を出すだけのために楽器に触れてみる。
好きな曲しか弾かない。
曲になってなくても良い。
時間を決めて、練習しない。
練習ちっくで、トレーニングっぽくない時間を自分のために作ってあげる。
これ、結構オススメです。
スイッチ入ると、真面目に練習モードに簡単に移行できますしね。
移行できなくっても良いんです。
楽器を弾くということが、いかに心地よいことかを定期的に認識することが重要ですから。
その日は続かなくても、いずれ楽器練習のモチベーションにつながってきます。
楽器練習のためのアメとムチ、自分のために使ってみてはいかがでしょうか(笑)