Sep 29, 2015

音楽を始めたきっかけ。

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このコラムで、はじめて私自身のことを綴ってみたいと思います。

人との出会いの中で、音楽を仕事でしていると、「なぜ音楽をやっているのですか?」と、尋ねられることがあります。

 

音楽にしろ、絵にしろ、ものづくり稼業をやってい以上、好きだからやってるとしか考えられないのですが。

 

それでも、何度もよく質問されます。

 

相手の方は、好きなのは分かった上で、職業にするほどの理由を知りたいのかも知れません。

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この答えが相手が求める正解になるのか、今でも分かりませんが、

 

 

私が初めて楽器を習った日に、そのヒントがあるように思います。

 

6歳になった頃の秋の日でした。

母に連れられ、近所のピアノ教室へ行ったことを覚えています。

 

初日なので、何か曲を弾けるはずもなく。

幼稚園児にピアノの先生は、ミドルC(真ん中のド)の位置を説明し、四分音符や拍のことなど、ごく簡単な楽典の勉強をしました。

 

その日、弾いたのはドの一音のみ。

ド・ド・ド・ド

ド・ド・ドーー

 

四分音符と二分音符しかない、1小節のみのフレーズを何度か弾いて、レッスンを終えたことを覚えています。

 

正直、物足りなさと、ピアノという楽器への期待だけが膨らむレッスン初日。

 

全くまともに弾けないくせに、

幼心に、このピアノという大きな楽器に

ずっと大人になっても触れているだろうと感じました。

 

何の根拠もなく、直感で思いました。

 

それから何十年も経って、今でも音楽を続けていること、

好き以上に、自分のアイデンティティーになっていること。

 

あの日の直感が、そのまま実現していると思います。

 

 

本当はエレクトーンを習いたかったのに。

教室の片隅に置かれたエレクトーンを横目に、幼児には地味に感じたピアノのレッスンを続けたこと。

 

エレクトーンへの憧れが、シンセサイザーや、打ち込み、DTMへの興味をつないでくれたと思ってます。

 

 

ピアノを習いたいと申し出たのは私自身。

だけど自覚がなく、

母の意向でレッスンを始めたと思い込んでいました。

 

どうしてピアノを習いたいと思ったのか。

私自身が、もう一度6歳の自分に帰って

直接、確かめてみたいです。

 

 

初対面の人に質問される「なぜ音楽をやっているのですか?」の問いは

6歳の私なら、的確に答えられそうな気がします(笑)

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